香辛料について①

患者さんからまた面白いお話しを頂いたのでブログに載せさせていただきました。

❶わさび(山葵)

刺身、握り寿司には欠かせませんね。

皆さんは、寿司屋さんに行った時、オオトロ、ウニ、いくらなどを注文されるでしょうが、私は懐がさびしいので、回転している店でイワシ、イカ、エビなどを注文します。

よく隣で板さんさび抜きと叫んでいる人がいますが、私は必ずさび有りです。ワサビは日本原産西洋ワサビと区別するため“本ワサビ”と呼んでいます。


あの涙が出る辛味の素化学名でイソチオシアン酸アリルと言います。


植物体存在しているシニグリン配糖体呼ばれ、ワサビをすり下ろすそれが加水分解され辛味の素生成します。だから、ワサビは必ずすり下ろして食べますよね。


最近、がん細胞に*アポトーシスがあることが分ってきました。

ワサビには抗菌作用、食中毒予防、胃がんや胃潰瘍予防、花粉症予防、血栓予防、美肌効果や美白作用、むくみ改善などの効果があります。


効果を発揮する成分としては、

     活性酸素を除去する抗酸化物質を分泌させるスルフニル、

     O157やサルモネラ菌の増殖抑制、

     血栓を予防するイソチオシアン酸アリル

     毒素老廃物排除、花粉症を予防する6―MITC、

     ピロリ菌の活動を抑制するグルコシノレート(シニグリンもその一種)

などです。


ワサビの効果を期待するには、1日gを摂取するといいと言われています。


スルフニルや6―MITCは本ワサビにしか含まれていませんので、購入する際は気を付けて下さい。


ワサビの葉は昆虫類を寄せ付けませんが、唯一モンシロ蝶の幼虫シニグリンに相性が良く、誘引されて葉を食べます

 

アポトーシス作用外部からの刺激でなく、自ら細胞を破壊する行為)