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鍼灸事例8「頸から腕の痺れ」

症例:58歳 男性  自営業

主訴:右腕がしびれる(ビリビリする感覚)

 

サッカーのへディングやウェートトレーニングが原因か、一年ほど前から右頸・右肩・右腕が痺れる。

痺れはビリビリする感覚で安静時にもみられるため、夜は眠りが浅い。

 

評価:第5〜7頸髄レベルの脊柱管狭窄等による複数の神経根障害の他、肘部管での絞扼(コウヤク)・肘関節外側での絞扼、さらに絞扼型の胸郭出口症候群や筋膜炎などが合併している可能性があると診断した。

 

結果:40日間、計6回のはり治療で症状はほぼ改善した。

 

『科学も認めるはりのチカラ』より抜粋