とっておきのお酒の話vol.4

お酒に関するウソ・ホント(巷間で噂されている)

4 チャンポンは悪酔いする?

ホントです。もう一軒、もう一軒いくぞ~こんな人がいますよね。ハシゴはいけません、チャンポンになります。
お酒の種類で呑む度にアルコール濃度が違い、またアルコール以外の異なる成分にも身体がいちいち反応しなければならず、身体がテンテコ舞の状態になるからです。
そのため弱い酒から強い酒へと進む方が、身体は適応し易くなり負担が少ないのです。ビールはアルコール濃度が5%前後と低いので、「最初はビール!」は理に適っているのです。 処で、胃に食べ物を入れて呑むと悪酔いしないと言いますよね。ホントです。それは胃に入った食べ物を十分に消化しようとして身体が反応し、胃と小腸の間にあるバルブ(幽門括約筋)を固く閉じます。その間にアルコールをジックリ分解します。空っ腹で呑むと美味しいのですが、小腸にアルコールがダイレクトに流れ込み、急速吸収されますから直ぐに酔いがまわります。お酒ばかり呑まずにつまみを一緒に摂る癖をつけて下さいね。

5 迎え酒は二日酔い対策になる?

これはウソです。
二日酔いになった時は、もう一生呑まないぞ~と思いますが、咽もと過ぎれば・・・やら、何もなかったように、浮き世の憂さを暫し忘れた~いとまた呑み始めます。世に二日酔いの特効薬があればどんなに助かるでしょう。私なんかつくづくそう思います。そこで登場するのが「迎え酒」。お酒に麻痺作用がありますから、一時的に楽になったように感じるだけです。新たにアルコールを身体に送り込むのですから、事態は更に悪化しますよ。 ここで注意!呑む前後にアスピリンは服用しないこと。アルデヒド分解酵素(ADHL:第2回に掲載)の働きを阻害しますので。

by Mr.k


4回目ありがとうございました。

 

よし!やはり最初はビールから😆 !

 

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