糖尿病足病変

糖尿病がひどくなり血糖値が高い状態が長く続くと、神経障害、動脈硬化などが起こります。動脈硬化は血流障害をおこし、足にさまざまな異常が出やすく、また、高血糖の状態はからだの抵抗力を落とすため、細菌感染がおこりやすくなります。

さらに、もうひとつの合併症である網膜症で視力低下がおき、足の傷などに気づかず、潰瘍や壊疽を起こすことがあります。

特に、ご高齢の糖尿病の方は、足をご家族が足を目にする機会も少なく、ご本人も気づきにくく放置されている事が多く要注意です。